mismith
志摩半島の鵜方駅へ。
駅前の古びたホテルでチェックインを済ませ部屋に荷物を置くと、和具漁港行きのバスに乗り込みました。
漁港に着くと、屋台が並び、祭りの準備が進んでいました。
祭りの関係者に翌日の予定を伺いながら、港の様子をしばし散策することにしました。
海では飛び込んで泳いでいる高校生、港では小学生が何かを捕まえようと海面に手を伸ばしていました。
ここでは海が生活の一部として息づいているようです。
翌日の和具漁港では潮かけ祭りが開催され、地元の人々が漁船に乗り込み、海水を激しくかけ合います。
祭りが終わった後も、地元の子どもたちは海に飛び込んで遊び続けていました。
一緒に飛ぼうと誘われましたが、バスに乗れなくなると言って断りました。
半分は本当で、半分は泳げるか不安でした。
上尾市のどろいんきょへ。私が祭りを撮影するきっかけとなった祭りです。
昨年はニュースになるほどの猛暑日でしたが、今年は雨のち曇りで夕方には少し肌寒さを感じました。
一年ぶりに会う祭りの参加者たち。話しかけるとみなさん覚えてくれていました。
昨年、個別に撮影させていただいた方々が、今年は家族や親戚、恋人を紹介してくれて、一緒に撮影させてもらいました。
祭りの珍しさや迫力もさることながら、地元の人々の温かさと関係性の良さが伝わってくるのですが、
今年はそれをより一層近くで感じることができました。
昨年は「来年も来てよ」と言われましたが、今年は「来年は参加して」と言われました。
重い神輿を担げるように体を鍛えておきます。